川口市 変形性股関節症

川口市 変形性股関節症

2016-06-02

股関節が変形してしまう変形性股関節症について
先天性・後天性の疾病や外傷で股関節の構造に破綻を来した状態で、すり減ったり過剰な骨ができたりすることで噛み合わせに不具合が生じて関節が変形していく非炎症性で進行性の病気が変形性股関節症です。
足の付け根や膝の痛み、関節の動きの制限や跛行などの症状があって、発症すると加齢と共に徐々に悪化して、しかも発症前の状態に変形した股関節を戻すことはできません。
その為、定期的に受診をして経過を観察しながら、適切な時期に適切な手術を受けることも考えなくてはなりません。
発症の原因として、大きく分けて一次性と二次性の2つがあります。
一次性は明確な原因がないのに関節が壊れていくもので、関節軟骨の細胞が老齢化して働かなくなったためと考えられています。
二次性は何らかの疾患やケガが原因で発症するもので、先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全が二次性の約90%を占めていて、女性が圧倒的に多いという特徴があります。
その他にはペルテス病・特発性大腿骨頭壊死症・関節唇損傷などもあって、欧米では一次性が多く日本では二次性が多く見られます。
先天性股関節脱臼とは生まれつき股関節が脱臼している症状で、明らかな原因は分かっていませんが、子宮内での異常姿勢や遺伝的素因などが要因として考えられています。
臼蓋形成不全とは股関節の屋根部分の不完全な発育で大腿骨頭への被りが浅い状態のことです。
先天性股関節脱臼に起因するケースと臼蓋の発育が成長期に正常に進まない後天的なものとがあります。
変形性股関節症の痛みは人によって違いますが、進行に伴って跛行が徐々に目立ちますし股関節の動きが制限されます。
その進行は、前股関節症・初期股関節症・進行期股関節症・末期股関節症と4段階の経過をたどります。
前股関節症は股関節の骨の形状に何らかの異常があって関節裂隙がありますが関節軟骨は正常です。
初期股関節症は関節の隙間がわずかに狭くなって関節軟骨に部分的な変性がみられます。
進行期股関節症は関節の隙間が明確に狭くなって関節軟骨は広範囲に変性・摩耗して、骨嚢胞や骨棘形成がみられるようになります。
末期股関節症は関節の隙間が完全に消失して体重の負荷がかかる部分の骨はすり減り、骨硬化像や骨棘形成も顕著になって関節が全体に変形してしまいます。
変形性股関節症の治療法としては、保存的療法・関節温存手術・人工股関節置換術の3つが主なものとしてあります。
保存的治療としては、薬の服用・筋力強化訓練・体重のコントロール・はきものの調整・杖の使用・安静をはかるなどがあります。
また整体や整骨院で施術を受けることで症状の軽減などにつながるので、保存的療法のひとつとして整体や整骨院での治療も考えてみると良いです。
関節温存手術には、寛骨臼回転骨切り術・キアリー骨盤骨切り術の骨盤側の手術、内反骨切り術・外反骨切り術の大腿骨側の手術があります。
人工股関節置換術には、特殊な合成樹脂を使用して人工関節を固定する方法と直接骨にしっかりと固定するセメント非使用人工関節があります。
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